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2026年10月5日 · ニュース解説 英語で回答できるAIチャットボットでも、最初のあいさつが日本語のままだと、英語で質問してよいのか迷うかもしれません。回答を読めても、案内されたページが読めなければ、手続きの途中で止まってしまいます。 多言語対応を確かめるときは、会話を始めるところから、回答を読んで次の行動に進むところまでを見ておくと安心です。

Zendeskが言語設定を更新

Zendeskの2026年9月30日付のリリースノートでは、モバイルアプリ向けSDKの言語設定が更新されています。iOS版2.41.0には、初期化時に指定した言語を画面表示とバックエンド通信に適用する機能が加わりました。Android版3.1.0は、アプリで選ばれた言語に従い、未対応の場合は既定の言語を使います。 これはモバイルSDKの更新ですが、Webサイトに置くチャットにも参考になる視点があります。どの言語を選ぶかに加え、その設定がどの部分に反映されるのかを確かめることです。

公開前に見る3つの場面

1. 質問する前の画面

タイトル、あいさつ、質問候補が、設置先のページに合った言語になっているかを見ます。英語ページから開いたのに日本語の質問候補しかない、といった食い違いを避けたいところです。 サイトやブラウザーの言語と、チャット側の言語が異なる場合も試してください。どの設定が優先されるかは製品によって違うため、管理画面のプレビューに加えて実際の設置先でも確認します。

2. 回答で伝える内容

同じ意味の質問を日本語と英語で送り、料金、対象者、申し込み条件などが同じ内容で伝わるかを比べます。文章が自然でも、条件が抜けたり、金額や日付が変わったりしていないかを見てください。 答えがない質問も試し、推測で案内を続けていないか、次にどこへ相談すればよいかが伝わるかを確認します。問い合わせ窓口の対応言語も含めて案内できると、利用者が迷いにくくなります。

3. 引用先や案内先のページ

回答が翻訳されても、リンク先まで翻訳されるとは限りません。IntercomのFinの多言語対応ガイドにも、回答を翻訳しても参照元のコンテンツは元の言語のままと記載されています。これは現行仕様の参考であり、今回発表された新機能ではありません。 自社サイトでも、回答に付いたリンクを実際に開いて確かめます。よく案内する料金ページや申し込みフォームに英語版があれば、そこまでたどれるかを確認しましょう。英語版がない場合は、その点をあらかじめ伝え、利用できる相談先を示す方法もあります。

Genkeychatで日英サイトの案内を整える

Genkeychatは、指定した公開サイトを質問ごとに検索・取得し、取得できた本文をもとに引用付きで回答します。日英サイトで使う場合は、まずボットの既定言語を確認します。日本語とEnglishを選べますが、管理画面の表示言語とは別の設定です。 同じボットを日英のページに設置するときは、設置コードの言語指定を使えます。英語ページでは data-lang="en"、日本語ページでは data-lang="ja" を指定すると、その設置先のウィジェット表示とAIの回答に適用されます。 英語のタイトル、あいさつ、質問候補は「英語の表示文言」で用意します。言語指定だけで、入力済みの文章が自動翻訳されるわけではありません。また、言語を変えても参照URLの範囲は広がりません。回答に使う英語ページも、その範囲に含まれているか確認してください。 設定後はテストで回答と引用先を確認し、公開後は日英それぞれの設置先でも試します。実際の回答生成には自分のAnthropic APIキーが必要で、Freeプランでも検索・ページ取得・回答生成のAPI利用料は別途かかります。導入手順はクイックスタートにまとめています。